KOHARA BLOG

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京都中央チャペルで説教と講演

 今日は、京都中央チャペル(ペンテコステ系)で説教をし、午後には「ダ・ヴィンチ・コード」の講演をしました。
 ペンテコステ系の教会での説教は初めてでしたが、讃美や祈りにあふれたノリノリの礼拝は、とても新鮮でした。
 「ダ・ヴィンチ・コード」講演会は、『ハーザー』というペンテコステ系の月刊誌の編集長・笹井氏との組み合わせで、案内チラシによれば「保守派VSリベラル派のガチンコ対談」ということになっていました。実際、保守派の人々の集会に、私のような「リベラル派」と言われる人間が招かれるのは、きわめてまれで、その意味では、きわめて意味のある集会であったと思います。
 保守派の方々が「ダ・ヴィンチ・コード」をどのように見ておられるのかがよくわかりましたし、また、日本ではキリスト教保守派といっても、いわゆる福音派とペンテコステ派との間には、何かと距離があることも理解することができました。ちなみに、アメリカではペンテコステ派もエヴァンジェリカル(福音派)を名乗っており、両者はかなり緊密な関係を持っています。

 先週土曜日に同志社で行った講演会の内容を下敷きにしながら、保守派の主張を意識した話をしました。保守派の方がリベラル派に対して抱いているある種の思い込み(誤解)を、多少は修正できたのではないかと思います。
 保守派とリベラル派の対話というのは、どの教派・宗教にとっても、難題の一つになっています。その意味では、この種の対話を継続していくことができればと願っています。

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