「ダ・ヴィンチ・コード」を読み解く(2)
続きです。 「ダ・ヴィンチ・コード」についての講演会をするというのは、一種の便乗商法のように思われるかもしれませんが(もちろん、そういう部分もありますが・・・(^_^;))、こうした講演会を企画するに至った理由があります。 私は、どちらかという流行のものにすぐに飛びつかない方なのですが、2年前、小 ・・・ 続きを読む
続きです。 「ダ・ヴィンチ・コード」についての講演会をするというのは、一種の便乗商法のように思われるかもしれませんが(もちろん、そういう部分もありますが・・・(^_^;))、こうした講演会を企画するに至った理由があります。 私は、どちらかという流行のものにすぐに飛びつかない方なのですが、2年前、小 ・・・ 続きを読む
新学期が始まって、予想通り、猛烈に忙しい日々が続き、体調を崩しながら、息も絶え絶えの状態で、ようやくゴールデン・ウィークにたどり着いたという今日この頃です。 今学期は、9つの授業を担当していますが、これって、かなり殺人的なスケジュールです。泣き言をいってもどうしようもありませんから、慣れていくしか ・・・ 続きを読む
今日は、京都民医連中央病院の倫理委員会があり、終末期医療におけるDNR指示について議論しました。 DNR指示とは"Do not resuscitate order"の略で、終末期医療において(心肺が止まっても)心肺蘇生をしないという指示のことです。 なぜ、このことを急に議論にし ・・・ 続きを読む
『歴史教科書 在日コリアンの歴史』(明石書店、2006年)の中の尹東柱(ユンドンジュ)をテーマとしたコラムに、私が撮影した尹東柱詩碑の写真が掲載され、一冊本をいただきました。 その写真はこのBLOGで公開されたもので(→2005年2月15日記事参照)、それに目をとめられた明石書店の方がオリジナルの画 ・・・ 続きを読む
今日は1・2回生向けの講義科目で、登録者数が予定していた教室のキャパシティを越えたため、急遽、教室変更しました。かなり混乱しながらも280名ほどの学生が教室に入り、その後、出席確認のために出席票を一人一枚ずつ取るように念押しして回しました。 途中で出席票がなくなったので、追加し、合計350枚の出席 ・・・ 続きを読む
小原克博 On-Line に「チャペルアワー案内」の「聖書のことば」を掲載しました。きわめて短い文章なので、こちらにも載せておきます。 聖書の言葉は、イエスによる「神の国」のたとえ話の一つ。当時の宗教家たちは「神の国」について神学的、形而上学的に議論を戦わせていました。そんな「神の国」論議に対す ・・・ 続きを読む
先日の朝日新聞に「ユダ、イエスを裏切らず」というタイトルの記事がありました。微妙に文章は違いますが、ほとんど同趣旨の記事をasahi.comで読むことができます(下記リンク)。 放射性同位体による年代測定により、紀元後220~340年に書かれたと判断された「ユダの福音書」の約8割が解読された、とい ・・・ 続きを読む
ローマ教皇庁立聖書研究所のノイデッカー教授が同志社を訪ねてくださいました。 保守的と言われている上記研究所の中では異色の人物だと思います。禅仏教とイスラームのスーフィズム(神秘主義運動)の発想を取り入れながら、旧約聖書の解釈をした本を書いています。近々、その第2版が出版されるとのこと。 バチカンで ・・・ 続きを読む
今日はヘブライ語がご専門の小久保先生(大阪大学等非常勤講師)からイスラエルにおけるムハンマド風刺画問題の反応を聞くことができました。 ヨーロッパにおける「表現の自由」の主張に反発して、イランのアフマドネジャド大統領は、ホロコーストについての風刺画コンテストを開催しました。彼は「言論の自由」とヨーロ ・・・ 続きを読む
4月1日は例年だと桜が満開の手前くらいなのですが、寒い日が続いたせいか、まだちらほらとしか見ることができません。ただし、早咲きの桜は早満開だとの情報も。たとえば、御所の一部の桜は満開に近いとのことでした。京都であれば、今週末くらいが一番いい頃かもしれません。 昨日の朝日新聞に「「祈り」の効果なし ・・・ 続きを読む