安中教会・新島学園で講演
1月22日(日)は安中教会で説教し、同日午後には「日本の近代化・ナショナリズムとキリスト教――ファンダメンタルを求める戦いの中で」と題して講演を行いました。この日の礼拝も講演会も新島襄召天記念として行われました。新島襄が亡くなって116年が経ちます。
安中教会は1878年に新島襄や湯浅治郎らによって立てられた、群馬県では最初の教会です。教会堂は、外観も内部も、当時をしのばせる独特のたたずまいをもっています。何とも言い難い、落ち着いた魅力を漂わせた、すばらしい教会です。歴代の牧師の中には、海老名弾正や平和主義者として有名な柏木義円がいます。
当日、礼拝や講演に来てくださった方の中には、95歳になるという同志社女子大学卒業のご婦人もおられました。暖かい励ましの言葉をいただき、よき伝統を継承しなければならないとの思いを新たにしました。左の写真は、礼拝説教中の写真です。教会員の方が撮影してくださいました。
1月23日(月)は、早朝から、新島学園中高で説教をし、その後、車で高崎まで移動して、新島学園短大で講演を行いました。
この二日間は結構ハードスケジュールでしたが、多くの方々と久しぶりの再会を果たしたり、初めてお知り合いになれたりと、充実した時間となりました。
新島学園短大には以前も講演で行ったことがあり、23日の講演会でも、6~7年前に来たことがあります、と語ったところ、わたしが前回来たのは、10年前であったと後で教えられました。10年なんてあっという間ですね。今年は、時の過ぎ去ることの早さを、しみじみと感じさせられる機会が多いです。