「独総選挙に見るトルコEU加盟問題」
『朝日新聞』10月7日夕刊に掲載された記事を小原克博 On-Line にアップしました。まずはご一読ください。
ドイツ総選挙とトルコEU加盟問題の両方を扱った内容なのですが、この内容に落ち着くまで紆余曲折がありました。
実は、記事の元となる原稿は、ドイツ総選挙前(9月中旬)にはできあがっていました。そのときには、CDU・CSU勝利、メルケル首相誕生を想定して書いたのですが(どのニュース・ソースも似たような予想をしていました)、ふたを開けてみると、予想を裏切る混戦模様となり、原稿を書き換えざるを得なくなりました。
選挙結果にあわせて書き直し、掲載のタイミングをうかがっている間に、連立の行方がますます混迷の相を深め、それに加えて、トルコ加盟交渉へのオーストリア乱入などがあって、再度、書き直すことになりました。
総選挙後、これほどドイツやEUを取り巻く状況が流動化するとは思いもしていませんでした。担当記者と連日のように情報交換し、最新のニュースに目をこらして原稿の書き直しを続けたのは大変でしたが、結果的によい勉強になりました。
■「独総選挙に見るトルコEU加盟問題」(『朝日新聞』10/7)