「京都・宗教系大学院連合」紹介記事
「京都・宗教系大学院連合」の紹介記事が本日の『読売新聞』夕刊に掲載されましたので紹介します。実物はまだ見ていませんが、ウェブでは次のページになります。
https://osaka.yomiuri.co.jp/news/20051008p202.htm
これは大阪本社版で、Yokoさんがコメントで紹介してくださった次のページは東京本社版(?)ではないかと思います。
https://www.yomiuri.co.jp/national/news/20051008ic09.htm
では、少し裏話を。
正式なプレス・リリースは来週に予定しているのですが、読売新聞は設立準備委員会の段階から情報をキャッチし、関心を示し続けてくださっていました。ウェブサイトもすでに公開していますので、プレス・リリース前の取材に応じました。
限られた字数の中でよくまとめてくださっていると思います。
ただし、「危機感を募らせた各大学院は・・・」のくだりは、ちょっと誤解を与えそうです。そもそもの動機は、大学冬の時代に対する危機感というより、純粋に学生に対する刺激的な教育環境の提供や、世界にアピールできる研究の連合体の形成にあります。結果として、各大学の学生リクルーティングに寄与できれば、すばらしいとは思いますが、それは副次的な効果と考えています。
記事中、わたしのコメントは次のように記されています。
欧州連合(EU)に、イスラム教徒の多いトルコが加わろうとする時代で、大学院連合事務局長を務める同志社大の小原克博教授(比較宗教倫理学)は「異なる 宗教の人々を理解するには、宗教的な知識も身につけている方がいい。ほかの宗教、宗派を学ぶ必要性はますます高まる」と話す。
トルコのEU加盟問題については、昨日の『朝日新聞』夕刊に少し長めの記事を書きました。これについては、明日にでも紹介したいと思います。
『読売新聞』がらみで、もう一つウェブ上の記事を紹介しておきます。