香港から帰国
香港から無事帰国しました。フライトは4時間弱なので気楽です。本を読んだり、居眠りしたり、食事をしたりしていると、あっという間に到着する感じです。
深夜に到着して、翌日は会議日。夕方までびっしりと会議づくしで、その後、夕方からは大学コンソーシアム京都提供科目「宗教と倫理」の最終回に参加しました。同志社女子大の中村先生、京都女子大の徳永先生、龍谷大学の高田先生らと共に、受講生からの質問に答えるという形で授業を進めました。
今回、香港でのワークショップに参加して、いろいろな刺激を受けたので、それを今後は具体的な形にしていきたいと思っています。
同志社の神学教育はかなり先端的なことをやっていながら、それが外にわかるように表現されていないので、今後は、そのユニークさをウェブなどを通じて、うまく伝えていきたいと思っています。また、その前に、カリキュラムの構造だけでなく、どのような人物の育成を目指しているのかを説明したミッション・ステイトメントが必要となるでしょう。
日本、(東)アジアというコンテキストを十分に反映したカリキュラムや研究も必要です。実は、今学期、contextual theologyをテーマにした講義を大学院で開講していたのですが、論点の整理にとどまっており、本格的にやるにはまだ時間がかかりそうです。しかし、そのおもしろさや難しさもわかってきたので、これからぼちぼちやっていきたいと思っています。