軽井沢で講演
金曜日は1時間目から3時間目まで授業がある日なのですが、3時間目が終わってすぐ新幹線に乗って、軽井沢に向かいました。駅から徒歩10分ほどの軽井沢プリンスホテルに宿泊しているのですが、到着した時間が9時を回っていたので、あたりはお店も閉まり真っ暗で、暗い夜道をとぼとぼと歩いていきました。
翌朝起きてはじめて、非常にすばらしいロケーションにあることがわかりました。右の写真は部屋から写した風景です。森に隣接する形でホテルがあります。
土曜日の午後、社会経済生産性本部が主催するThe Challenge of Leadership Programのための講演をしました。このプログラムは、企業の幹部候補生のための集中プログラムのようなもので、その中に政治や科学や宗教の講演が組み込まれています。
ちなみに、午前中は国際基督教大学の村上陽一郎先生が担当されました。その前には、佐々木毅氏(前東大総長)の講演もあったようで、かなりの一流どころの講師が集められています。講師の名前が並んでいる表を見ると、わたしのところでガクンとグレードダウンしているようで、申し訳ないな~と思いますが、わたしとしては精一杯やらせていただくしかありません。
「宗教――グローバル化する世界における価値の衝突」というタイトルで話をしました。
参加者は遠くは岡山の方からも来られていましたが、いずれもシャープな問題意識を持った方ばかりで、90分の質疑応答もあっという間に時間が経ってしまいました。同じような話をしても、さすがに、若い学生さんと受け止め方の視点が違うな~と感じ、わたし自身、大いに刺激を受けることができました。(左の写真はショッピングセンター街の遠景)
土曜日の昼食は、参加者の方々および村上先生とご一緒させていただいたのですが、村上先生に国際基督教大学のCOEプログラムの様子を聞くと、さすがに大変そうでした。COEの中間評価が6月に行われ、その結果が10月に新聞等でも公表されますが、それが出るまでは、ちょっと落ち着かないですね。果報は寝て待て、といきたいところですが、ゆっくり寝る余裕はなかなかないですね。(^_^;)