CISMOR研究会と地震
今日は「一神教学際研究センター」の「一神教の再考と文明の対話」研究会に参加しました。場所は昨日に引き続き、同志社大学東京オフィスでした。お二人に次のような発表をしていただきました。
加藤 隆(千葉大学文学部教授)
「比較文明論の観点からみたキリスト教世界の類型化の試み」
石川 立(同志社大学神学部教授)
「キリスト教における正典的解釈の可能性――土の器としての正典」
今年度は「正典解釈の多様性と民主主義」をテーマにしており、特に今回はキリスト教にフォーカスしました。 議論の最中に地震があり、しばし沈黙の瞬間もありましたが、白熱した議論をすることができました。
地震は大したことなかったと思っていたのですが、JRや東京メトロの一部は地震のために運転を中止しており、東京駅構内も人だかりで騒然としていました。わたしがホテルに帰るために使おうとしていた東西線も運悪く運休となっており、タクシーに乗って帰ろうと乗り場に向かうと、何と100名を越える長蛇の列!
タクシー乗車も諦めて、茅場町にあるホテルまで歩いて帰りました。
あとでニュースを見ると、関東各地で震度5の地震だったそうです。わたしが大したことないな~と思った地震でさえ、各線運休するわけですから、大型地震が都心部を襲った場合、都市機能が麻痺するだろうということを少し身近に感じることができました。