うめさん・うめちゃん、そして二十四の瞳
今日は、わたしのティーチング・アシスタント(TA)の「うめさん」(写真右)と、「うめちゃん」(写真左)に、今学期の出欠処理のお手伝いをしていただきました。
これまで1学期分をためこんでいたので、時間がかかると思いきや、二人でやってもらうと2時間半くらいで終わりました。あとは、わたしがレポートを読んで、成績処理をするわけですが、けっこうな数のレポートがあるので一苦労です。
TAの作業を終えてから、お疲れ様でした、ということで、寒梅館の7階レストランに向かいました。ところが、喫茶は4時までということで、すごすごと1階レストランに移動。そこでケーキと飲み物を注文しました。
ケーキはおいしそうなのですが、いかにもカロリーが高そうで「太るで~」と言うと、「甘いものは入るところが違う」ので、大丈夫だそうです。(^_^;)
TAのお二人とも、大学院の1回生なのですが、卒業したときの同級生の近況などが話題になりました。いったん卒業すると、なかなか一人一人の様子はわからないものです。うめさん、うめちゃんから、同級生たちの様子を聞くに及んで、安心したり、心配したり・・・
Wさんは、居眠りしがちで、上司に起こされたり・・・ということを聞くと、「あ~変わってないな~」と妙に安心します。大手コンビニに勤めたYさんは毎日忙しくて、泣きたいほどだけど、家に帰ると泣く暇もなく、疲れて寝てしまう・・・と聞くと、とてつもなく心配してしまいます。
各人各様ですが、巣立っていった卒業生たちが、がんばっている様子を聞くと、心から応援したい気持ちがわくと同時に、かつては毎週顔を合わせていたのに、今はもうそれができないことを寂しく思ったりします。
こんなとき、いつも壺井 栄の不朽の名作『二十四の瞳』を思い出します。この作品は、戦争の悲劇を織り込んだ悲哀に満ちており、その意味で、今と時代状況はまったく違いますが、時代を超えて胸を打つものがあります。
それぞれの人生に波風あるに違いありません。それをうまく乗り越えて、互いの人生を語ることのできる再会の日があることを願ってやみません。
今日は、ちょっと感傷モードでした。
■名作を読もう『二十四の瞳』
https://www.nhk.or.jp/kirari10/meisaku/04-0710.html