シュッスラー・フィオレンツァ
新年度の準備や、研究室の引っ越しなどが重なって、ここ数日、猛烈にバタバタとしておりました。
京都はすっかり春めいた天候になっており、シダレザクラは満開です。そのほかの桜も、つぼみの状態から、そろそろ花を咲かせようとしています。
3月25日(木)、エリザベス・シュッスラー・フィオレンツァ教授と会いました。彼女はハーバード大学神学部に所属しており、もっとも著名なフェミニスト神学者の一人です。彼女の著作『彼女を記念して』(In Memory of Her)には、わたしもかなり大きな影響を受けました。この本は聖書学がベースになっているので、少し専門性が高いかもしれませんが、読み応えのある本です(けっこう、分厚い)。
彼女の著作は精緻で重厚ですが、人柄は本当に気さくで、話のしやすい方でした。
ちょっと前にハーバード大学を訪ねたとことや、その目的などについても話したのですが、ぜひパートナーシップを深めたらよい、とにこやかに応えてくださいました。
話は変わりますが、ハーバード関係で、一つ思い出したことがあります。神学部の建物の中をうろうろしているときに、The Passion of the Christについての講演会のビラを見ました。
全米で話題になっているThe Passion of the Christ に関して、かなりまじめな講演会をハーバードの神学部がやっていたのです。下記アドレスで、その様子を知ることができます。日本でも5月に公開されるようです。
■Panel on Mel Gibson's The Passion of the Christ (March 2004)
https://www.hds.harvard.edu/news/events_online/passion.html