KOHARA BLOG

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電子辞書に聖書がのりそ~

 電子辞書をお持ちの方は多いでしょう。出始めの頃は、電子辞書をバカにしていたわたしも、今やちゃっかり電子辞書のヘビーユーザとなっています。(^_^;)
 わたしはドイツ語の授業を一つ担当していますが、そこでも学生さんの多くは電子辞書を使っています。そういう事情もあって、テストのときに「辞書持ち込み可」となっている場合、電子辞書を認めるかどうかも議論されてきました。おそらく、新年度からはテストの時に電子辞書を使うのはOKとなるでしょう。

 昨日、SHARPの開発企画部の方が訪ねてこられ、電子辞書に聖書をのせる計画があることを説明してくださいました。サンプルを見せてもらい、それに対して、わたしがいくつかの注文をつけた次第です。
 最初から多機能を目指すと頓挫しかねないので、まずは目的とする章節をすばやく検索する機能をしっかりと搭載して欲しいと言っておきました。そのほか、できれば、正確なコンコルダンス機能や、聖書語句辞典との連携などができればよい、という注文をつけておきました。

 順調にいけば、今年の夏頃には電子辞書で聖書を使うことができそうです。ただし、SHARPの電子辞書にSDカードを差し込んで使うことになります。
 SHARPの方が、しきりに気にしていたのは、(当然ですが)売れ行きの予測です。開発は進めて欲しいので、わたしは(まったく根拠なく)「いや~、心配しなくても、絶対売れますよ~」とか言って、担当の方を勇気づけておいたのですが、さてさて、どうなることか。みなさん、買いますか~?

 ちなみに、上記のことは、ひょっとすると企業秘密かもしれませんので、くれぐれもBLOGで見た、などという噂を流さないようにね。(^_^;)

 電子辞書の分野では、CASIOがトップシェアを占めており、SHARPは第二位です。SHARPがんばれ~!(と言いつつ、わたしはCASIOを使っている・・・)

 ついでながら紹介すると、日本聖書協会も、新手の商品を開発中。一昨日、「聖書と音楽の出会い in 京都」という集会に参加したとき、総主事がバイブル・トークとかいう、たまごっち型の聖書おしゃべり機器を紹介していました。ボタンを押すと、目的の章節が朗読されるという仕組みです。
 こんなのって売れますかね~?とわたしはかなり懐疑的です。とりあえず、1000個作るとか、おっしゃっていましたが、マーケット・リサーチした方がよさそうな気がします。それとも、リスクを顧みる必要のないほど、日本聖書協会はお金持ちなのかもしれません。

 いやいや、こんな皮肉を言ってはいけませんね。(^_^;) ダウンロード聖書やアート・バイブルなど、近年、日本聖書協会はかなり意欲的に新しい領域を開拓していっています。けっこう感心しているんですよ、ほんとうは。

 最後に一つだけ文句を。「聖書と音楽の出会い in 京都」では、ヴァイオリンのソロ演奏を大いに期待していったのに、演奏時間はたったの30分! え~っ、だまされた~、って感じたのはわたしだけではないと思いますよ。せめて1時間くらいは聞きたかったな~。

 ヴァイオリンの話が出たついでに、おすすめを一つ。今、旬の人は何と言っても、寺井尚子さんでしょう。昨年末には「ジャズ・ワルツ」というニューアルバムを出しました。「アンセム」もおすすめです。

■日本聖書協会
https://www.bible.or.jp/

■NAOKO TERAI OFFICIAL WEBSITE
https://www.t-naoko.com/

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