公開シンポジウム
公開シンポジウム、無事終わりました。予想以上の来場者数で、結局、一つの会場だけでは収容できず、映像を別会場に送る形で、二つの会場を使うことになりました。
わたしも体調悪いながらも、何とか司会の役を務めることができました。
ユルゲンスマイヤー氏は、明快な切り口で宗教テロリズムの構造を分析し、クフタロウ氏はジハードは聖戦ではない、という強い主張をし、また、臼杵氏は徳富蘆花と中東問題を切り結んで、古くて新しい問題の共通構造を描写しました。
たくさんの質問が寄せられ、関心の高さをうかがうことができました。まだ感想用紙には目を通していませんが、かなり来場者の満足度は高かったのではないかと推測しています。
公開シンポジウムの後は、バスで、ウェスティン都ホテルに移動して、第2セッション。ここでは、「イスラームと戦争/暴力」をテーマとしました。まとまった答えのようなものは出るはずもありませんが、どういうところに問題があるのかは、少し明らかになったのではないかと思います。もっとも、議論はかなり錯綜していましたが。
いずれにせよ、イスラーム圏からの生の声を聞くことができるのは、貴重な経験でした。
明日の午前中は、わたしの発表があります。体調は絶不調! あ~、大丈夫なんでしょうか~??
続報をお待ちください。